最近、子どもにおかしな名前をつける親がふえているそうで、問題になっています。
たとえばどんな名前か、いくつかのサイトから拾ってみると、こんな具合です。
 
楽気   らっきー
騎士   ないと
美俺   びおれ
乃絵瑠  のえる
緒茶女  おちゃめ
亜菜瑠  あなる
稀星   きら
笑心楽  しょこら
愛人   らびっと
音恋   おとこ
芹安奴  せりあんぬ
ハム太郎 はむたろう
 
一応、読み方として理解できるものだけを選んでいます。そんな読み方はできないだろうという名前もいっぱいあります。
 
読みにくい名前をつけられると、子どもが困ります。いちいち人に読み方を聞かれますし、間違った読み方をされると訂正しなければなりません。
また、名前を呼ばれたとき、笑われたり注目されたりするのも困ります。
へんな名前をつける親は、ヤンキーや暴走族など行動化する不良に多いとされているようです。
 
へんな名前をつける親も、一応子どものためを考えてはいるのでしょうが、子どものためよりも自己満足の比重が高くなってしまっている気がします。子どもがペット感覚になっているといってもいいかもしれません。
以前、子どもに「悪魔」という名前をつけようとした親が役所に受付を拒否され、けっこうマスコミでも騒がれる事態がありました。
こうなると、自己満足を越えて幼児虐待に近くなっているかもしれません。
 
よい親も悪い親もいるのが現実です。となると、親が一方的に命名権を持っているのは問題です。親の命名権を制限し、子ども自身が自分で自分の名前をつけられるようにするべきです。
昔の日本はそういう制度でした。親が幼名をつけ、15、6歳で元服したときに名前をつけ直します。このときは主に子ども本人の意思で命名していたはずです。
ですから、親が命名するのはあくまで幼名で、ある程度の年齢になったら子どもが自分の意思で名前をつけ直すというふうにすればいいわけです(もちろん幼名のままでもかまいません)。今の制度では改名には「正当な事由」が必要です。みんながある年齢でいっせいに変えれば混乱もありません。
納得のいかない名前のまま生きていかなければならないのはつらいことです。この制度にすれば、そうした不幸はなくなりますし、いちばん気に入った名前をつけられるのですから、喜びも大きいでしょう。
私は世の中に幼名復活を訴えたいと思います。