安倍内閣の支持率が急落しています。新国立競技場建設計画を白紙に戻したかいもなく、安保法制のゴリ押しがたたったようです。
 
安倍首相は安保法制をわかりやすく説明しようと次々とたとえ話を繰り出しますが、ますます墓穴を掘っています。
 
 
安保法案は「戸締まり」のため 安倍首相、みんなのニュースに生出演
 
安倍晋三首相が720日、フジテレビ系の「みんなのニュース」に生出演した。安全保障関連法案が衆院を通過したことを受けて、自ら「国民に向けて分かりやすく解説する」ことが目的。安倍首相は6日の自民党役員会で、法案への理解が進まない現状に関し「本当はテレビ番組に出たいのだが、どこも呼んでくれない」と漏らしていた。
 
冒頭で安倍首相は、視聴者から寄せられた「なぜ法制化を急ぐのか?」という質問に対して「戸締まりをしっかりするため」などと説明した。しかし、ネット上で「そんな話なの?」「余計分からないよ」といった戸惑いの声が広がっている。
 
■「前は雨戸だけ閉めておけばよかった」
 
フジテレビの伊藤利尋アナウンサーと、安倍首相のやり取りは以下の通り。
 
伊藤アナウンサー:番組では安保法制について、国民の疑問を100個、集めました。いろいろとあるんですが、「アメリカに言われたからではないか?」。「メリット、デメリットをはっきりと知りたい?」。「なんでこんなに焦ってらっしゃるのか」。結構、ふわっとした言い方ですが、もやもやした国民が多いと思うんですよ。
 
安倍首相:「なんでそんなに急ぐの?」と言われるんですね。戸締まりをしっかりしていこう。ということなんですね。かつては雨戸だけ閉めておけば、よかったんです。雨戸だけ閉めておけば、泥棒を防いで自分の財産を家に置いておいても、守ることができたんです。
 
でも、今はどうでしょうか。たとえば振り込め詐欺なんて、電話がかかってきますね。それへの対応もありますし、自分の財産が電子的に取られてしまうという事態にもなってます。そういう事態に備えていなければいけない。
 
たまたま今は何も起こってないけれど、備えていなければ、そういう事態が起こるかもしれない。まさにそうした『戸締まり』。国民の命や自由や幸福を守るためには、今からしっかりと備えをしておくことによってですね。何かよこしまな考えを持っている人が、『日本を侵略するのをやめておこう』となっていくんです。
 
つまり未然に防ぐための法律は、もう随分、安全保障環境が厳しくなってますから、私は政治家の責任というのは国民の命や幸せな生活を守ることですから、その責任を果たさなきゃいけないと思っているんです。
 
 
たとえ話でわかりやすくしようという方針は間違っていません。私も安倍首相を見習って、たとえ話をしてみたいと思います。
 
 
今の国際社会はイジメの横行する学校みたいなものです。
いや、学校だと一応先生がいて、「イジメはよくないことだ」と言って目を光らせていますが、今の国際社会には、国連先生はいるものの、ほとんど力がないので、イジメっ子のやりたい放題になっています。
 
そのイジメっ子の中でも圧倒的に強いのがアメリカです。アメリカは中東や南米や東欧などでイジメを繰り返しています。
 
日本はアメリカの子分という立場です。アメリカが圧倒的に強いので、このポジションにいれば、ほかの子からイジメられることはありません。
アメリカからはパシリとして使われますが、ある程度はしかたがありません。ただ、これまでは一線を越えないようにしてきました。
 
しかし、日本はアメリカがいつまでも親分として守ってくれるだろうかと、だんだん不安になってきました。なにしろ日本はこれまでずっとアメリカの子分でいて、自立したことがないのです。
 
そこで、一線を越えてパシリをすることにしたのですが、なぜそんなことをするのかと聞かれると、自立心がないからだとは言えません。そこで、「この学校はどんどん危険になっているからだ」とか、「中国が力をつけているからだ」とか言っているわけです。
 
実際のところは、アメリカの子分にならなくてもイジメられていない子はいっぱいいますし、中国が力をつけてきたといってもアメリカとは比べものになりません。
 
日本をイジメそうなのは中国ぐらいですから、イジメられたくなければ中国と仲良くすればいいわけです。
 
そもそも学校一のイジメっ子であるアメリカとつるんでいるのが間違いです。
そういうことをしても尊敬されませんし、逆に恨みを買って、テロ攻撃の対象になりかねません。

国連先生を支えてイジメのない学校を目指すのが日本の進むべき道です。