916日、国会で安保法案採決が山場となり、反対デモが盛り上がっています。
夕方、京都に住んでいる高校時代の友人から、今国会前にいるというメールがきました。わざわざ京都から出てきたようです(「ケガをしないように私の分もがんばってくれ」と返信しておきました)。
 
その友人とは何度かいっしょにデモに行ったことがあります。68年、69年ごろのことです。50年近くたっても昔と同じことをしているわけです。
 
昔は東西冷戦の時代でしたから、右翼と左翼が対立していると思っていました。しかし、冷戦が終わっても同じことをしているのですから、もともと右翼と左翼ということではなかったのかもしれません。
 
私がよくデモに行った68年、69年はベトナム反戦デモ、70年の安保自動延長を阻止する反安保デモ、それから沖縄返還要求デモが混然一体となって行われていました(あと、日大闘争のように大学当局になにかを要求するデモ)
考えてみれば、どれもアメリカがらみです。
それ以前の60年安保闘争や反基地闘争もそうです。
 
そして、現在の安保法案反対デモも、アメリカがらみです。
辺野古移設反対デモもそうです。
やはりずっと同じことをやっているのです。
 
昔は社会主義思想があり、ソ連や中国の存在もありましたから、それらは「反米」デモととらえることもできましたが、今は「反米」という意識はないでしょう。日本人は誰もがアメリカとうまくやっていきたいと思っているはずです。
 
ですから、安保法案を巡る対立は、「対米依存派」対「対米自立派」の対立ととらえるのがいいと思います。
 
日米安保条約は、ベルリンの壁が崩壊して東西冷戦が終わったときにその存在意義が失われ、したがって当時は「安保条約の再定義」ということがよく言われていました。しかし、それがいつの間にかあいまいになり、やがて北朝鮮による拉致や核開発が問題になると、北朝鮮があるから安保条約が必要だと言われ、その後は中国が軍拡するから安保条約が必要だと言われるようになりました(なぜかロシアのことは言われません)
結局、対米依存派が北朝鮮や中国の脅威を理由に挙げているだけなのです。
 
戦後日本は、ずっと対米依存派が国を支配してきました。
そのためずっと同じようなデモをしているわけです。
もういい加減に終わらせなければなりません。