ショーンKことショーン・マクアードル川上(川上伸一郎)氏の学歴詐称が大きな騒ぎになっています。
 
私はショーンK氏のことを、報道ステーションにコメンテーターとして出演するようになって初めて知り、あまりのイケメンぶりにびっくりしました。テレビに出る文化人としてはイケメン・ナンバーワンではないでしょうか。
 
で、どんなコメントをするのかと注目しましたが、感心するようなコメントや記憶に残るようなコメントはまったくありませんでした。
ですから、ショーンK氏は世の中に対する影響力もないし、たいして重要な人物とも思えません。
 
それなのに、学歴詐称で大騒ぎになっています。私はショーンK氏のことよりも、騒いでいる人たちの心理のほうが気になります。
 
 
どうしてみんなが騒ぐのかというと、ひとつは「男の嫉妬」からでしょう。
 
ショーンK氏がコメント力や専門知識で実力を示していれば、学歴詐称があってもある程度許されたかもしれません。
たいして実力もないのに報道ステーションに出演しているのは、やはりイケメンだからでしょう。
美人で男から好かれるタイプの女性は、男社会ではなにかと有利ですから、こういう女性に同性から向けられるのが「女の嫉妬」です。
最近は男でもイケメンがもてはやされるので、「男の嫉妬」が出てきて当然です。
 
それからもうひとつに、「外人コンプレックス」という問題があります。
 
「外人」という言葉は、とくに欧米系の外国人のことを指します。アジア系の外国人は「外人」とはいいません。
日本人は欧米人に劣等感を抱き、アジア人、とくに中国人と韓国人に優越感を抱いています。これは日本人においてひじょうに根深い問題で、対米追随外交や慰安婦問題もみんなここからきています。
しかし、どうも自覚していない人が多いようです。
 
ショーンK氏は、実際の父親は日本人ではないのでハーフだと主張しているようですが、欧米系の名前(芸名)、ハーフっぽい顔、そしてハーバード大学でMBA取得といった「学歴」によってみごとに日本人の「外人コンプレックス」にはまり込みました。多くの日本人は「外人」風のショーンK氏にひれ伏したのです。まるで水戸黄門の印籠にひれ伏すみたいなものです。
本名の川上伸一郎だとこうはいかなかったでしょう。
 
で、そうした「学歴」や欧米風の名前や顔つきなどがみんな偽物だとわかると、それまでひれ伏していた分、ショーンK氏への怒りが強まったというわけです。
 
今回のことは、「男の嫉妬」はともかく、「外人コンプレックス」について自覚を深めるいい機会ではないかと思います。