強姦致傷容疑で逮捕されていた高畑裕太氏が9月9日に釈放され、前橋地検は不起訴処分にしたと発表しました。
被害者との間で示談が成立したことも不起訴の理由ですが、そもそもあまり悪質な事件ではなかったということです。
 
弁護士も強気のコメントを発表しています。その一部を引用します。
 
 
私どもは高畑裕太さんの話は繰り返し聞いていますが、他の関係者の話は聞くことはできませんでしたので、事実関係を解明することはできておりません。
 
 しかしながら、知り得た事実関係に照らせば、高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高く、少なくとも、逮捕時報道にあるような電話で「部屋に歯ブラシきて」と呼びつけていきなり引きずり込んだ、などという事実はなかったと考えております。
 
 つまり、先ほど述べたような、違法性の顕著な悪質な事件ではなかったし、仮に起訴されて裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われる事件であります。以上のこともあり、不起訴という結論に至ったと考えております。
 
 
私は前に、強姦致傷容疑というのは警察によって“かさ上げ”された部分であり、あまり悪質性はないのではないかということを書きました。
 
高畑容疑者を批判する芸能人の無節操
 
ところが、マスコミやコメンテーターは「警察が強姦致傷容疑で逮捕した」という一点を頼りに、その容疑に匹敵する事実があるのだろうと勝手に推測して高畑裕太氏を猛烈に批判しました。
人を批判するときは確かな事実に基づきたいものです。
 
今後、高畑氏はどうなるのでしょうか。
示談が成立したということはそれなりの犯罪的行為があったのだと見なすこともできますが、不起訴になったということはなにもなかったのだと見なすこともできます。
これは警察に頼らずに一人一人が判断しなければなりません。芸能界やテレビ局がどう判断するかで、高畑氏の今後が決まります。
 
 
今回のことで思ったのは、みんなは親の七光りの二世芸能人にきびしいなあということです。
警察はそこにつけ込んできます――というのは私の想像ですが、十分にありうることです。
 
このところ凶悪犯罪の件数はどんどんへっています。たとえば殺人事件による死亡者の数は、2003年は705人でしたが、2015年は313人と過去最少になっています。
 
他殺による死亡者数の推移
 
犯罪がへると警察や法務省は予算をへらされるかもしれないので、犯罪がふえているようなイメージ操作をします。そこで利用されるのが、芸能人犯罪と少年犯罪です(実は少年犯罪もへり続けています)
 
マスコミにとっても犯罪報道は優良コンテンツですから、警察とマスコミの共同作業で芸能人犯罪と少年犯罪が大々的に扱われるわけです。
 
警察とマスコミがそういう操作をしているとあらかじめ頭に入れておけば、今回の高畑氏の逮捕劇も冷静に見られるはずです。