ベッキーさんとの不倫で有名になったゲスの極み乙女の川谷絵音氏が「週刊文春」にタレントのほのかりんさんと交際中だと報じられ、川谷氏は活動自粛を発表しました。
川谷氏は独身ですから、交際には問題ないはずですが、19歳のほのかりんさんがデート中に飲酒していたことが問題視されたようです。
 
川谷氏が法律違反をしたわけではありませんし、19歳での飲酒がそれほど問題かという気もします。
 
そもそも酒、タバコ、ギャンブル、ポルノにおける年齢制限というのは、合理的な理由がありません。
 
酒の場合、適量なら健康にいいという説があり、若いころから飲むとアルコール依存症になりやすいので、どこかの年齢で線引きすることに一応意味はあります。
しかし、タバコの場合、百害あって一利なしですから、20歳すぎれば喫煙が許されるのはおかしなことです。
ギャンブルやポルノにしても、年齢制限のある理由がよくわかりません。
 
酒、タバコ、ギャンブル、ポルノというのは、享楽的で、非生産的で、健康を害することがあり、身を持ち崩すこともあるので、やらないにこしたことはありません。
この点で、同じ年齢制限のある運転免許などとは根本的に違います。
禁止するなら年齢に関わりなく禁止するべきなのです。
 
酒、タバコ、ギャンブル、ポルノについては「未成年禁止」あるいは「18歳未満禁止」と言われていますが、「成人免責」あるいは「成人特権」と言ったほうが正確な表現です。
これが理不尽なため、若者が反発してかえって酒、タバコに手を出したくなったりします。
 
今、一律に禁止すると、特権を享受してきた人たちが反発しますし、タバコなどは簡単にやめられませんから、たとえばタバコの禁止年齢を、今年は20歳ですが、来年は21歳、再来年は22歳と、毎年1年ずつ上げていけばいいのです。
ギャンブルなどは、逆に年齢制限をなくして、子どもでもできるようにするという方法もあるかもしれません。
 
「在日特権」はほとんど妄想ですが、「成人特権」は現実のものです。「成人特権」をなくすことには意味があります