トランプ政権が発足して2月20日でちょうど1か月ですが、トランプ大統領は大統領令に署名するパフォーマンスをするだけで、まったく実行力がないということが見えてきました。
なにもかもがうまくいっていませんが、いちばんの問題は、メキシコ国境の壁の建設費をメキシコが払いそうにないことです。アメリカ国民の税金で建設費を払うのなら、トランプ支持者もがっかりでしょう。
 
トランプ大統領は18日にフロリダ州メルボルンで支持者を前に演説し、政権の混乱を伝えるメディアを攻撃し、「メディアが国民に嘘をついたら必ず罰してやる」などと言いました。
それに対してマケイン上院議員は「自由な報道が失われれば、独裁の始まりとなる」と批判しました。
 
トランプ大統領の人種差別主義と独裁的手法から、彼をヒトラーにたとえる向きもあります。しかし、ヒトラーとは大きく違うこともわかってきました。
 
ヒトラーのナチ党には突撃隊がいて、共産党など敵対組織とつねに殴り合いを演じて、死者を出すことも珍しくありませんでした。政権を握ってからは国会議事堂放火事件を理由に反対派を多数逮捕し、ゲシュタポも使って、反対派や一般市民に恐怖を与えました。また、ナチ党内でも突撃隊を粛清するなどしています。
ヒトラー自身も、その鋭い目つきや激しい語調で人々に恐怖を与えました。
つまりヒトラーの独裁は多分に恐怖を利用したものでした。
日本の軍部独裁も、五・一五事件、血盟団事件など暗殺の恐怖があったからこそです。
 
トランプ支持派に突撃隊のような実力部隊はいませんし、おそらく制度的にトランプ大統領がFBIやCIAを使って反対派を弾圧するということもできないでしょう。
トランプ大統領がどんな人間かもわかってきました。タフでパワフルですが、要するにひたすら自己中心的な人間です。そういうことがわかると、恐怖も感じません。
これではヒトラーのような独裁はむりです。
 
むしろこれからはトランプ大統領はどんどんバカにされるようになるのではないでしょうか。
たとえば、写真を加工して「小さいトランプ」をおもしろがるということがすでに流行しているということです。
 

トランプ米大統領を小人化した「小さいトランプ」画像が大流行!なんかカワイイwwwww

 
権力者は多くの人から笑われたりバカにされたりすると、権力者でなくなってしまいます。
 
トランプ大統領の行く末が見えてきました。