4月23日のフジテレビ系「バイキング」を見ていたら、一般人を対象に「小室圭さんを応援するか・しないか」というアンケートをやっていました。
その結果は、正確な数字は忘れましたが、「応援する」は約4分の1で、「応援しない」は約4分の3でした。
 
おかしなアンケートです。小室圭さんは誰にとっても赤の他人ですから、「応援する」人が少ないのは当たり前です(4分の1でも多い気がします)
どうせアンケートをするなら、「眞子さまを応援するか・しないか」にするべきです。眞子さまは皇族ですから、国民にとって他人ではありません。
要するにこのアンケートは、小室圭さんたたきをするのが目的としか考えられません。
 
最近、佳子さまもたたかれています。大学卒業に際して発表した文書で「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」と述べたのが原因です。
佳子さまの考えは当たり前のことで、批判するほうがどうかしています。
とくに佳子さまの立場では、姉が自分の選んだ人と結婚できないと、自分も結婚相手を選べないということになるので、自分自身のためにも主張したいところです。
 
このようなマスコミの小室圭さんたたき、佳子さまたたきには、政府や宮内庁の意向があるに違いありません。
これは眞子さまが自分の結婚についての意志表示をすれば、すべて終わってしまう問題だからです。
宮内庁が眞子さまの発言を封じているのがいちばんの問題です。
 
秋篠宮さまが「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と語り、即位辞退の意向を表明したと報道され、これも批判されています。
しかし、今の天皇が高齢を理由に退位するのですから、同じ理由で即位辞退をしてもいいはずです。
秋篠宮さまは昨年の誕生日会見で、大嘗祭について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と発言されました。政府の決定に異を唱えたということで、これも批判されました。
 
要するに皇族がなにか意見を言うと批判されるわけです。
 
皇族の人権は制限され、たとえば政治的発言などは許されません。
しかし、自分自身のことや皇室のことについては、意見表明の権利はあるはずです。
ところが、眞子さまは自分の結婚について語ることができませんし、雅子さまはかつてひどいバッシングにさらされましたが、そのころ記者会見などで意見表明する機会はまったくありませんでした(今も同じです)
 
このブログの前々回の記事「いじめ防止法の欠陥とはなにか」で、子どもに意見表明権があるのにその機会がまったく与えられていないということを書きました。
皇族も同じ状況に置かれています。
 
秋篠宮さまや佳子さまは珍しく意見表明をしましたが、そうすると批判されてしまいます。
 
批判する主体は、皇室を思い通りにしたい保守派や安倍政権でしょう。
彼らは直接批判するわけにいかないので、マスコミに批判させているわけです。
そうしてマスコミが連日のように皇族批判をするという異常事態になっています。
その結果、皇族の権威がどんどん低下しています。
 
前回に「私物化すると価値が下がる法則」という記事を書きましたが、それと同じことです。
保守派は天皇制を利用することしか考えていなくて、皇族への敬意や人権感覚がないので、結局天皇制や皇族の価値を下げてしまうのです。
 
もっとも、天皇制や皇族の価値が下がることは、日本の民主主義にとっていいことかもしれません。